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【口蹄疫】 なぜ、牛や豚は殺されたのか。 その3 [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

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今年の口蹄疫の農林水産省のプレスリリースや報道(その2)から明らかになったこと。

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超ミニ.jpgなぜ、牛や豚は殺されたのか。
10年前の口蹄疫発生の教訓が活かされたのか。
10年前に口蹄疫の対応をした海外病研究部の記録から、必要な情報を整理します。

家畜衛試ニュース(2000年) No.103 P2~7
海外病研究部長 難波功一
企画連絡室長 清水実嗣
口蹄疫の発生と家畜衛生試験場の対応

①3/21夕方に宮崎家畜保健衛生所に第一報。(A農家1例目)

②3/22、診断材料採取、14時に到着。20時検査終了。結果は陰性。
 RT-PCRによるウイルス遺伝子断片の検出をさらに2度繰り返した。結果は陽性。
                                               ⇒擬似患畜となる
③3/25口蹄疫中央防疫対策本部防疫委員会で詳細に検討。翌26日に、擬似患畜10頭を殺処分。
 半径20km以内を移動制限地域。
 半径50km以内を搬出制限地域と設定。

域内の全農家に立ち入り調査と抗体検査を実施。

⑤2件の農家(BC農家2-3例目) に抗体陽性牛を確認。                                    4/3、4/9に擬似患畜と診断              ⇒飼養牛全頭(B農家9頭、C農家16頭)を殺処分。
 (臨床的異常は認められなかった。聞き取りから、以前に口蹄疫の症状があったことを確認
 
 ・海外病研究部で、診断業務とともに、A農家で陽性となったPCR産物の遺伝子解析を進め、
  英国のパーブライト研究所(口蹄疫の世界レファレンスセンター)に塩基配列データを送付。
  4/4に検出した遺伝子断片から、

  最近アジア地域で流行しているO型ウイルスに近縁な新型ウイルスであることが判明し、
  O/JPN/2000株と命名された。

 ・疑似患畜とされていたA農場の10頭を患畜と診断した。

⑥4/14、9日に殺処分したC農家(3例目)の牛の検査材料から、
 A農家(1例目)のウイルスと同様の遺伝子構造を有するウイルスが分離され
 C農家の牛16頭のうち抗体陽性の10頭を患畜と診断した。

 口蹄疫ウイルスの分離に成功したことで、中和試験が可能になるなど以後の抗体検査に大きく貢献。

制限地域内の立ち入り検査と抗体検査が連日行われた。
 (一戸ごとに清浄性を確認する作業が間断なく実行された

⑧4/23、⑦の結果から、A農家から半径50km以内の搬出制限地域が解除される。
 移動制限地域を変更。B農家、C農家を中心とした半径10km以内に変更する。
 清浄性を確認するためにさらに詳細な検討が必要な農家には
  複数回による抗体検査とプロバングテストを併用した「農場隔離検査プログラム」を開始。
     ※全ての回復牛咽喉頭にウイルスを保有しているわけではないが、
      プロバング材用(咽喉頭拭い液)からウイルスを分離される可能性があるため。

  抗体検査で最大の問題となったのは、非特異反応。

     ※非特異反応:試料や検査手技に何らかの変質や不手際により起こった可能性があるもの。
      多量のサンプルを検査する場合に問題となる。
      見逃し防止のため、(エライザ)キットの検出感度を高めるため、出現頻度は、1~5%。
      抗体の検出感度に関わるキット間のばらつきを是正するため、
      同一牛から複数回採取した血清は、同時に再検査をしなければならない。
     (2000年の口蹄疫で検査したのは、52,894頭、約60,000サンプル。
             単純計算すると、非特異反応の出現頻度は、600~3,000?)

     ※大量のサンプルの検査のため、多数の支援者(229名)を派遣
      抗体検査は、日祝日なく進められ、関係者の献身的努力で5/25までに全ての検査が完了。
      研究部のみならず、総務部、企画連絡室の多くの人々にも入力作業での協力をいただいた。
       (1999年発生の台湾では、16,000サンプルの検査に6ヶ月を要した)

     ※ハプニングやトラブル
      大量のサンプルが強陽性を示したため、陽性サンプルの由来調査を依頼したところ、
      別の検査時に採取したヘパリン血(血漿)を送ったことが判明。
      検体が違っていたことで、正確な検査結果が得られなかったと判明した。      

⑨4/26、移動制限地域をC農場を中心とした半径10km以内に縮小。

⑩5/11、全地域で清浄性が確認され制限が解除された。

この情報から明らかになった情報は、

★PCRによるウイルス遺伝子断片の検出は複数回行う必要がある。
★殺処分決定は口蹄疫中央防疫対策本部防疫委員会で詳細に検討。
★自然治癒している場合、臨床的異常が見られない場合がある。
★2000年の口蹄疫の発症は、新型ウイルス

  (アジア地域で流行しているO型ウイルスに近縁)
★口蹄疫ウイルスの分離に成功すれば抗体検査に大きく貢献する。
★制限地域内の全農家に立ち入り調査と抗体検査を実施。
★一戸ごとに清浄性を確認する作業が間断なく実行された。
★必要な農家には、複数回の抗体検査とプロバングテストを併用

  「農場隔離検査プログラム」を開始
★抗体検査で最大の問題となったのは、非特異反応。
★短期間に大量の検査をするため、大量の(献身的な)人員が必要。



   ------------------------------------------------------------

10年前から国の動きから見えてきたことがありました。
国主導で動いていたことが分かります。

前回の発症の折りのは、多くの人が懸命に感染を食い止める努力をしたことが分かりました。
ウイルスが分離されてからは、急速に収束に向かったことが分かります。
関係者が力を併せてウイルスの検出と収束に向けて力を併せていたことが分かります。
10年前は3例目でのウイルスの分離でした。それでも幸運だと収束に向かっています。
ところが、今年は、1例目でウイルスの分離がなされていながら、感染が拡大。
初ワクチンだけでなく、リングワクチンも使用し、種牛さえも殺処分されています。

今、国は、国の責任回避のために、県の責任を問う声が大きくしようとしているかのようです。

■疫学調査チームが都城で現地調査■
7月19日(月)19:26
農林水産省の疫学調査チームが、19日、口蹄疫の終息が確認された都城市の発生農場で、現地調査を行いました。
専門家などで構成された農水省の疫学調査チーム。
19日は、口蹄疫が飛び火感染した都城市高崎町に初めて入り、調査を行いました
調査チームは、先月9日、口蹄疫の疑いのある牛が見つかった農場で、牛舎の位置関係や発生時の状況などを詳しく確認したということです。
疫学調査チームは、20日、児湯郡の発生農場でも現地調査を行う予定です。
疫学調査チームは、これまでの調査で児湯郡での感染拡大について、人や車両などがウイルスを運んだ可能性が高いとの見方を示しています


大量の家畜を殺処分された上に、県や農家の責任を問われるようです。
国の対応に対する責任よりも個人の責任が問われるなら、国は信頼できないことになります。


擬似患畜、患畜、ワクチン接種、リングワクチン、検査方法…

この、口蹄疫騒動では、あまりに疑問が多すぎます。
公表される情報は氷山の一角です。公表される情報から見えることはあまりに少ないからです。
公表できない情報、隠された情報が多いから、疑問が湧いてくるのかもしれません。
一連の流れを言葉の意味を含めて丁寧に解説した報道機関も政府機関もありません。
ワクチン必須、殺処分必須でことが進んで来た感が拭えないのは、説明・情報不足も起因しています。
専門家が明らかにしないならば、素人ならではの素朴な疑問を元に検証してみるしかありません。


超ミニ.jpgなぜ、牛や豚は殺されたのか。
その4に続きます。

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コメント 4

かぐや様

元気さんすごいです~~~~!@q@;

まだ2も合わせて全部読み終わってません。
これからでかける支度を始めないといけないので帰宅したらゆっくり読ませていただきますね。

濃い情報のうpお疲れ様です。そして感謝です^^

1人でも多くの人の目に留まると良いのですが・・・。
by かぐや様 (2010-07-25 07:48) 

元気

かぐや様 、こんばんは。
なかなか、記事をアップできません。(>_<)

専門家ではないので、とても難しいです。
けれど、本当の専門家の方は、素人にも分かるようなレポートを書かれています。サスガだと思います。
ということは、素人が疑問に思うような発表、報道は、オカシイということです。

ゆっくりのペースですが、間違わないように、間違ったことを書かないように、慎重に書き進めています。
読むのも書くのも素人ならば、それが一番大切なことだと思うからです。

次の「その4」の冒頭で、先に結論を書くつもりですが、このコメント欄でも結論を書いておきます。

約29万頭も殺処分しなければならなかった理由に整合性はありません。
必要な検査、必要な検証、必要な報道がされていません。
畜産農家のためではなく、政府の都合で、殺処分がされました。
現政権は、国民の命と財産を守るために存在するのではなく、自らの政権を守るために存在しています。

殺処分の責任は政府にあります。
そして、現政権に日本の命運を委ねた責任は、将来に渡って国民が負わねばなりません。

ワクチンの問題は、口蹄疫にとどまりません。
政府は、日本人を(ウイルス性の病気から)救うという名目で(その危険性を秘したまま)様々なワクチン接種をPRしています。

口蹄疫で殺処分された牛や豚と日本人の姿が重なってみえる。
そんな日が来ないためには、祈るだけではいけません。
日本人自身が関心を持ち、知り、団結しなければなりません。
未来を守るのは、今を生きる我々だけです。

by 元気 (2010-07-26 00:06) 

yukikaze

口蹄疫で処分される牛たちを見ていると、将来の日本人の運命のように感じて戦慄を感じます。この政権、この政党がそこへ向かってまっしぐらになっていることが恐怖を感じさせます。
by yukikaze (2010-07-26 16:46) 

かぐや様

ワクチンは豚インフルも子宮もひどい副作用があるようですが隠されていますね。
ワクチンが原因で普通の生活ができなくなってしまった方も世界にはいらっしゃるようです。他国のニュース映像を見てショックを受けました。

ワクチンによってその病気が減ったデータは無いそうです。それよりも、ワクチン接種の時期から別の病気や障害が増えているデータがあるとの事。

対象の病気が減ったのは、インフラ整備や生活水準の上昇による衛生確保の為、その病気が蔓延する原因が減っただけだと言う医師、学者が世界にいる事も気にとめておきたいです。

今回の牛・豚も、ワクチンをした事でそのウィルスをわざわざ注入するわけですからね。私も恐怖を感じます。
by かぐや様 (2010-07-27 06:56) 

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