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「拉致問題対策本部」 に電話した [ニュース☆ヾ 何じゃらホイ?]

■拉致問題対策本部■
【連絡先】 内閣官房拉致問題対策本部事務局
〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1
TEL.03-5253-2111(代表)

「昨日の読売新聞(ネット)記事について、拉致問題対策本部にお伺いしたいことがあります」
名前を名乗り、担当者に取り次いでいただいた。 (担当者:拉致問題対策本部 課長補佐 シノハラさん)

(以下、要約)

[猫]私は、たまたま拉致被害者の家族ではありませんが、拉致の問題は、被害に遭った家族の問題だけでなく、日本人の安全と財産を守るべき国の安全保障の問題であり、交渉については外交問題であると考えています。
 そこで、読売新聞の記事に載っていた件で質問したいのでございます。
 先月26日、古屋議員が衆院特別委で質問したことです。
 なぜ、北朝鮮との交渉にあたって妥協出来ない基本線と位置付けた項目、
 「実行犯の引渡し」 を削除されたのでしょうか?
 その経緯をご説明願いたいのですが。

担:まず、ご覧になった読売新聞の記事ですが、
  新聞報道では、削除となっておりますが、削除などしていません。
  なぜなら、もともと、「実行犯の引渡し」 は、項目として入っていないからです。
  入っていない項目を削除とするのはオカシナ報道であり、間違いなのです。

    ?

[猫]さようでございますか。
 基本線であるという3項目は、3項目でなかったということであり、「実行犯の引渡し」 は、項目に入っていなかったということですね。
 さも、項目に入っているかのような報道をし、さらには、故意に削除したかのような報道をした読売新聞。
 誤解を与えかねない報道については、読売新聞社に謝罪と訂正を求めるべきであると思います。
 今、そのような対処を進めておられるのでしょうか?

担:そうですね。そのような対応をさせていただきたいと思います。

[猫]けれど、私、「実行犯の引渡し」 という項目を以前見た気がしますよ。
 それは、錯覚だったのでしょか?

担:はい。そういう項目は記述されていない。ということです。
  ですから、削除はしていませんし、誤解であるということです。

[猫]けれども、記事では、古屋議員が削除したことを追求したとありますよ。
 それも間違い報道なのですか?

担:そうです、勘違いされかねない、事実とは違う報道ということになります。

[猫]そうですか。
 ただ、「実行犯の引渡し」 については、真相究明、被害者の救出に必要なことだと思います。
 明文化されていないなら、明文化すべき項目であると思います。

担:そうですね。真相究明に必要だと思います。拉致問題の解決に向け努力していくつもりです。

[猫]法務大臣の千葉景子氏は、拉致実行犯である、シンガンスの釈放嘆願書に署名するような方なので、
 「実行犯の引渡し」 を削除したのかと思いました。
 そのような誤解を国民に与えない姿勢と対応をお願いしたいです。
 最後に、もう一度申し上げます。
 私は、拉致問題は、国家の安全保障の問題と捉えています。
 国家とは、家でもあります。拉致被害者とは、国家にとっては家族であること、忘れないでいただきたい。
 もちろん、私も拉致被害者のことを忘れません。
 忘れないということを、どうぞ、お忘れなきよう、早期解決に向けご尽力願います。
 ご高齢のご家族の苦労、悲しみを我がこととして、対応願います。よろしくお願いします。

  ------------------------------------------------------------

もともと、、「実行犯の引渡し」 は、明文化されていなかったこと。
だから、削除したという報道は適切でない。間違い。

え、えぇ~!?


さらには、古屋議員が追求した「政府の基本方針」(5項目が明記されているもの?)も未確認。
(拉致問題対策本部の10月13日の閣議決定文書のことです)
担当者の言うように、自民党時代の「政府の基本方針」(6項目が明記されていないこと)も未確認。
(どうして見付からないの? 誰かどこにあるのか教えて!)
ゆえに、再度電話で確認することも出来ない。

とりあえず、関連する資料を検索することにした。
まずは、「拉致問題特命チーム」 の資料。

■北朝鮮による日本人拉致問題■ 拉致問題特命チーム/開催状況
拉致.JPG
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[猫]そして、町村元国務長官の「解決のためには絶対必要な要件」 発言の記載のある国会議事録。
(議事録として明文化されてますが… もしかして、「政府の基本方針」て、これ?)

第169回国会北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
平成20年6月11日(水曜日)

   :
○町村国務大臣 鍵田委員が、初当選以来この拉致問題に大変熱心に、関心を持ち、解決のために御尽力をいただいておりますことにまず感謝を申し上げます。
 委員御指摘の、平成十八年十月十六日、拉致問題対策本部決定の基本方針でございます。すなわち、「拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ない」、この一貫した方針は、もちろん福田内閣におきましても堅持をされているところでございまして、すべての拉致被害者の一日も早い御帰国を実現すべく、拉致問題対策本部を中心にして、引き続き福田首相のリーダーシップのもとで最大限の努力を行っていきたい、私も担当大臣として全力を挙げているところでございます。
○鍵田委員 ありがとうございます。
 特に官房長官の、こうやって外務大臣も経験された中でのきょうの御発言、基本方針は変わらないという力強いお言葉をいただいて非常に安心をしております。
 ただ、私は奈良出身でございますが、奈良というのは、拉致問題に関しては本当に無関心な方が非常に多いんですね。拉致被害に遭われた県、新潟であったり北陸等々、こういったところの皆さんというのは非常に関心を持って、そしてまた、一刻も早い被害者の帰国ということ、こういったことを考えておられるわけであります。ともかく、政府がしっかりと、拉致問題を解決しなければ北朝鮮との国交正常化はないという今の基本方針を貫いていただいて、国民みんなにももっとわかりやすくお伝えいただければありがたいと思います。
 さて、この拉致問題解決に向けた政府の方針ということを今理解させていただいたわけでありますが、最終的に政府が目指している拉致問題の解決とは具体的に一体何を指すのか、お答えをいただきたいと思います。
○町村国務大臣 委員御指摘のように、拉致問題に関する国民の幅広い理解、御支援というものが解決にとって非常に重要な基盤になる、私どももそう思っております。そういう意味で、政府主催でいろいろな行事をやったり、あるいは御家族の皆さん方の懸命な御努力によって、かつてとは比べ物にならないぐらい、国民の幅広い共感、理解というものが広まっている、私はこう思っております。
 しかし、まだまだ、本当に十分かといえば、残念ながら無関心な方々も少なからずいる、その辺を、私どもも全力を挙げていきたいし、また、御家族の皆さん方も大変厳しい環境の中で懸命の努力をしていただいていることに私どもも大変感謝をしておりますし、また、こうした努力がいつまでも続くことのないように、一刻も早い問題の解決に向けてということで努力をしなければいけないと思います。
 問題の解決とは一体どういうことを指すのかという御質問でございますが、これも従前から申し上げておりますけれども、すべての拉致被害者の安全の確保と帰国の実現、それと、なぜこういう犯罪が起きたのかということの真相の究明、そして拉致被疑者の引き渡し犯人の引き渡しというものを、私どもはこの解決のためには絶対必要な要件である、こういう認識でいるわけであります。
 ちょうど、きょう、あすと実務者の協議が開かれますけれども、そうした基本を踏まえながら、齋木アジア局長を筆頭に、きょう、あすと北朝鮮側と全力を挙げての話し合い、交渉をしてくれるものと確信を持って送り出したところでございます。
    :
 ------------------------------------------------------------

[猫]さらに、新聞記事にもあった削除発言。
 なんで、先月のことを今さら… ?

第173回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
平成21年11月26日(木曜日)

   :
○古屋(圭)委員 自民党の古屋圭司でございます。
拉致担当大臣に中井大臣が就任をされたということは、私も、中井大臣とは拉致議連で一緒に行動した同志でもございますので、エールを送りたいというふうに思います。
ただ、新政権になりまして、鳩山総理、この新しい内閣が拉致問題についてどういう基本方針で臨んでいるのか、このことがはっきりしません。ある意味では非常に懸念もいたしております。
例えば、安倍政権のときから、あるいは福田政権、そして麻生政権、この政権のときには、基本方針というのをはっきり決めて、これを表明しておりますよね。具体的には、すべての被害者の安全確保と即時の帰国、二つ目が真相の究明の実現、三つ目が拉致実行犯、被疑者と言っていますけれども、拉致実行犯の引き渡しの要求この三点が基本方針でありますけれども、どういうわけか、政府の新しい方針を見ますと、最初の二つは出ておりますけれども、三つ目が見事に消えているんですね。これはもう外交の交渉カードとして、無条件でこういったものを消してしまうというのは、マイナスこそあれ、決してプラスはないというふうに思います。
この点について、どういうふうにお考えで、なぜこの三点目を消してしまったのか、これをまずお伺いしたいと思います。

○中井国務大臣 おっしゃるように、基本的な方針として二つを掲げて対応をしようといたしております。
しかし、内閣全体として実行犯追及または身元引き渡しを抜かしているわけではありません。
現実に、私は国家公安委員会委員長として、警察庁に対して繰り返し、従来の事件の徹底的な再調査、また、特定失踪者の方々の証拠を集める、こういったことを強く要求いたしまして、警察庁長官も全国本部長会議等でこのことを言い、現実に各地区で再調査が始まっているわけでございます。
今まで、実行犯が特定されたのもありますが、特に国内での協力者等、大半がどういうかげんか見逃されている、こういうことも事実でございます。これは、もう三十年たったということもあれば、いろいろな政治的要因も当時あったのかなと僕は拝察しています。ここらに対してももう一度徹底的に調査をすべきだ、こう考えています。
したがって、抜かしたからといって、後退をしたとか外交のカードをなくしたということではありません。
ただ、私どもはとにかく、生存者を無事帰国させる、真相を究明する、この二つに絞って、新しくできた拉致対策本部をフル稼働させていきたい、この思い一つでございます。
私自身は、この削りました裏には、よど号実行犯の帰国ということが少し頭にあったということも間違いないことでございます。よど号の犯人たちが拉致実行犯として帰されるということで線引きされてはならない、このことも実は心配をいたしたというのが率直なところでございます。
 長年御一緒にやってきた古屋先生の御質問だからお答えを申し上げて、かえって踏み込み過ぎのお答えかもしれませんが、そういう判断でありました。
   :
  ------------------------------------------------------------

[猫]あ!
 よど号の犯人引渡しで幕引きすることは、(北朝鮮にとって)厄介払いも出来て好都合。
 そういう風に聞いたことが…

 今頃(古屋議員が質問したのは、11月)報道することの意味と合せて考える必要があるのかも。
 
 なんだか… 臭う。
 もう少し、考えないと… 短絡的に考えると墓穴を掘ることになりかねない、気がします。
 解決が遠のくことだけは避けねばなりません。
 それでは、ここで、しつこいようですが、大切なことなので、もう一度書きます。

 拉致問題を忘れません!

扉0001.JPG扉0002.JPG

クリップ式なので、どこでも留められます。
とても便利なブルーリボンです。




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コメント 2

plant

こんにちは。
「明文化」については厳密には難しいのですね。
実際に問い合わせをされた行動と結果、たいへん参考になりました。

ところで、しばらく考えてみて、それでも話の本筋は大きくは変わらないかな、と思いました。
一つには、国会で、立場の異なる2人の間の話が通じていること。
「明文」があろうとなかろうと認識や理解が共通しているのですから、実行犯の引き渡しという条件が意識的に緩和されたことには間違いありません。

また、「よど号」云々にも一理ありますが、今回の問題では脇道に過ぎないのでは?
なぜならば、他にも「シンガンス」などの名前が挙がっているので、実行犯条件ゆえにかえって簡単な「幕引き」につながる、という論理は成り立たないからです。

もう一つは、憶測に過ぎませんが、官僚が文書を2種類用意したり、いったん確定したあと発表するまでに微妙に変更したりする、とも言われていますので、そんな文書はありません、という反論で過度に腰を引く必要はないのでは、ということです。

なお、拉致問題の解決に向かう道としては、北朝鮮と何の話も出来ていないこと、が最大の障害だと思います。
交渉の中でなら、一部の条件を緩和することも有効な手段になるかもしれません。
だからこそ、交渉の始まらないうちから条件を緩和する意味が分からないのです。
最終的に緩和するつもりの条件であっても、表向きは厳しく発表しておく、というのが、交渉ごとの最低限の技術でしょう。
今の政権は、そういうことが分かっていない“学生さん”に見えてしまいます。今のところは・・・。
by plant (2009-12-17 05:56) 

元気

plant さん、こんにちは。
小沢氏が拉致問題解決のために中国に尽力を願うとか。
それは、パフォーマンスなのか、美味しいことがあるのか…
何にしろ、(自国で解決するより)中国に頼るという姿勢にこの国の闇を感じずにはいられません。
さらには、こんな記事も拝見しました。

■小沢幹事長:政府を一喝 「本当に政治主導だったか」■
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091217k0000m010129000c.html
・出席者によると、小沢氏の迫力に室内の雰囲気は凍り付いたようになったという。
・鳩山由紀夫首相はメモを取りながら話を聞いていたという。

”ヤクザ” が ”学生さん” を恫喝して ”日本” を動かしています。
安全と財産を任せることの怖さ。
多くの国民が自覚せねば、隷属の道しか残されていない気がします。
後の祭りにしないためには、行動するしかありませんよね。


by 元気 (2009-12-17 14:43) 

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